xD → CF 変換

DPC-CF

 ひとまずはDPC-CF(富士フイルム)のみのデータです。製品情報はDPC-CFのページを参照願います。

 現在は以下の4枚のカードについて結果を公開しています。

  1. xD 128MB(富士フイルム):無印代表
  2. xD 1GB Type-M(富士フイルム):Type-M代表
  3. xD 2GB Type-H(富士フイルム):Type-H代表
  4. xD 2GB Type-M+(富士フイルム):Type-M+代表

 なお、カードリーダーはエレコムのMR-A47HSVを使用しています。

HDBENCH 結果

xD 128MB(富士フイルム)ReadWriteRReadRWriteALL
[参考]変換アダプターなし50561065223163813
DPC-CF(富士フイルム)179712261792639682
xD 1GB Type-M(富士フイルム)ReadWriteRReadRWriteALL
[参考]変換アダプターなし27261671217148595
DPC-CF(富士フイルム)172811641726340620
xD 2GB Type-H(富士フイルム)ReadWriteRReadRWriteALL
[参考]変換アダプターなし4664941214151746
DPC-CF(富士フイルム)17867961779400595
xD 2GB Type-M+(富士フイルム)ReadWriteRReadRWriteALL
[参考]変換アダプターなし46181965225148870
DPC-CF(富士フイルム)17929381766312601

 読みの速度は元のカードに関らず、1.7〜1.8MB/sec程度に落ちるようです。それに対して少々理解に苦しむのが書きの速度。無印では速度低下はなくて逆に少しだけ速くなりました。Type-Mでは元の70%程度に落ちました。Type-Hでの速度低下は元の約85%。Type-M+では元の半分以下になりました。一律の速度に落ち着くならまだしも、そんな結果ではありません(特にType-M+が不思議です)。
 あと面白いのは、RandomReadとRandomWriteの結果。どちらもアダプターを装着したほうが良い成績になっています。特にRandomReadは元のおよそ8倍にもなっています。

CrystalDiskMark 結果

xD 128MB(富士フイルム)SqRSqWRR512RW512RR4RW4
[参考]変換アダプターなし5.2161.1372.0670.9620.0320.027
DPC-CF(富士フイルム)1.8381.3061.8351.2940.7900.248
xD 1GB Type-M(富士フイルム)SqRSqWRR512RW512RR4RW4
[参考]変換アダプターなし2.8151.8011.6060.9270.0310.014
DPC-CF(富士フイルム)1.7721.2261.7770.9180.9350.027
xD 2GB Type-H(富士フイルム)SqRSqWRR512RW512RR4RW4
[参考]変換アダプターなし4.8190.7211.8720.6090.0290.024
DPC-CF(富士フイルム)1.8250.6511.8220.6920.5310.131
xD 2GB Type-M+(富士フイルム)SqRSqWRR512RW512RR4RW4
[参考]変換アダプターなし4.7742.1422.0001.1860.0320.016
DPC-CF(富士フイルム)1.8351.2351.8220.9790.8270.032

 アダプター装着後のSequential Readは、やはりある一定の速度(約1.8MB/sec)まで落ちるようです。Sequential Writeも、元が遅いType-Hを除けば1.2MB/sec程度まで落ちています。Random Read 512KBとRandom Write 512KBはアダプターなしとはそれほど大きな変化はなし。Random Read 4KBとRandom Write 4KBはアダプターを装着したほうが速くなっています。

まとめ

 速度的なことを考えると、やはりxDにアダプターを装着してCFとして使うというのは向かないと思います。最近の安いCFなら、たとえ遅いにしてもxDにアダプターを装着したものよりは速いでしょうから。

(2008/06/13公開)
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